
縦横無尽にスケートボードを操って宙を舞い、回転し、レールを滑るスケーターたちには自由という羽翼が生えているのかもしれない。しかし、大会ともなれば、彼らの表情は一変する。真剣勝負に挑むその姿は、ほかのスポーツ競技となんら変わるところはない。
8月28日(日)、湘南海岸(神奈川県藤沢市)の一角に位置する鵠沼海浜公園スケートパークで、日本スケートボード協会(AJSA)が主催するプロツアー第2戦「エレメントカップ」(特別協賛:GSMジャパン)が開催された。 前日の27日(土)に予定されていた予選が天候不順のためキャンセルとなり、すべての試合スケジュールがこの日に変更になったため、タイトな試合進行の中、キッズからアマチュア、プロまで、日本全国から集まったスケーターが日頃の鍛錬の成果を競い合った。

会場に掲げられた大会横断幕(写真左上)と冠協賛のエレメントのフラッグ(写真右上)。選手をサポートするドリンクメーカーも応援に駆けつけ、会場内で選手や応援する人たちにドリンクを提供していた(写真下)

大会のメイン会場となった鵠沼海浜公園スケートパークのスケートリンク

スケートリンクサイドのブースではDJ が、選手やトリックの紹介、試合展開の実況解説を行う。ときには選手を鼓舞、激励し、ときにはジョークで緊張をほぐすような巧みな話術で会場を盛り上げてくれる
プロ選手だけでなく、アマチュアクラスの選手も参加できるオープンなチャンピオンシップである本大会は、ワールドカップへ派遣する日本代表を選出するための国内予選でもあり、国内のスケートボード大会としては最高峰に位置するプロツアーだ。
今大会では、賞金のかかったプロ・アマチュアオープンチャンピオンシップ(エレメントカップ)に加え、アマチュアスケーターによる関東地区大会も併設された(27日に開催が予定されていたキッズ&レディースの大会、FLAKE CUPは9月25日に順延)。
この日は、スケートパーク主催のキッズスクールも行われており、日本全国から集ったプロ、アマチュアの大会出場選手に加え、たくさんのキッズたちも試合を観戦。スケートリンクやハーフパイプではトップクラスの熱いヒートが展開される中、すでにスケートボードが体の一部でもあるかのように乗りこなすキッズたちの笑顔や歓声がパーク内を駆け巡っていた。

さまざまなセクションを自由に滑るパークスタイル種目の試合

ハーフパイプを使ったバーチカル種目の試合

大会の応援に駆けつけたスポルトマンが会場に現れるとたちまちたくさんの子供たちが集ってきた(写真左)。子供たちといっしょに記念ショットを撮りました(写真中央)。ちょっと危なっかしいですが、スポルトマン、スケートボードに乗って得意のポーズ(写真右)
スケートボードをやってみたいと思っている人はぜひ一度、本大会のような世界にも通用する国内トップレベルの試合を観戦してみてほしい。スケートボードのことは何も知らなくても、心を全開にして楽しむだけでいいのだ。

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