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INTERVIEW part1 横山泰介と素敵な仲間たち

サーフフォトグラファー 横山泰介

サーフィン界でその名を知らぬ人はないプロカメラマン、横山泰介さん。海を中心としたライフスタイルを実践する、まさにオーシャニスト。その飾らないナチュラルなスタイルは人を惹きつけ、感化させ、そして伝承されていく。彼を通してサーフィンに触れ、サーフィンの素晴らしさを知った人も多く、今回集まってくれた人たちもみんな横山さんのファンだと言う。多くのサーファーの心をも撮り続けた横山さんのファインダーを少し覗かせてもらった。
サーフィンの楽しみ方は人それぞれ

―― サーフィンを始めたきっかけはなんですか?

「子供の頃、ちょうど日本でもロングボードが流行り始めてた時期だったし、家から横須賀のベースキャンプが近くて、アメリカ人がサーフィンをやっているのを見て、興味本位で始めた」

―― サーフィンの魅力ってなんですか?

「サーフィンって上手い下手がないんだよね。自分のレベルに合った目標があって、それぞれの楽しみ方ができるんだよね。でも海に入るということは、自然を相手にするわけだから、無茶はできないし、下手すると命を落とす可能性だってある。真剣に波と向き合うからこそ得られる達成感があるんだよね。それが面白いね」

―― サーフィンと他のスポーツとの違いってありますか?

「サーフィンって他に比べるものがないんだよね。僕は3次元のスポーツだと思うんだ。地面が動くスポーツなんてないじゃない?スキーにしても形状が変わることはあっても斜面自体が動くことはない。波=地面が動く、それに乗る。すごく不思議なスポーツだよね。これはやってみないと分からないよ」

サーフィンはいろんな世界を見せてくれる

サーファー・スタイルって?

―― サーフィンをやっててよかったことはなんですか?

「海を通して横のつながりができること。海の上ではミュージシャンもアーティストも社長も医者も弁護士もスポーツ選手も一つにつながってる。サーフィンをしている人って自分のライフスタイルをしっかり持っている人が多いんだよね。だから、そこから得られる情報って偏ってないし、信頼できるんだ」

―― サーファーのライフスタイルってどんなものですか?

「みんなオンとオフの切り替えが上手いよね。人間の集中力はそんなに長くは続かないから、短時間の方が集中できるし、いい結果も出る。パッと「波乗り行こう、仕事しよう、もっかい波乗りに行こう」っていう感じがいい。密室の会議室で話し合っても、徹夜しても、いいものは生まれないよね。そういうことにみんな気づき始めたのかもね。だから最近、鎌倉とか葉山に都心から移住してくる人も増えたよ。自分の生活する環境やスタイルにこだわり始めたのかもしれないね」

―― サーファーはエコの精神が強いと言いますが?

「海から陸を見ていると、海岸線がコンクリートだらけだとか、ビーチが汚いとか、普段気づかないものが見えるんだよね。だからサーファーって早いうちからビーチクリーンを始めているよね。無駄なことはやめよう、地球にやさしいことをしようって自然に考えるようになるんだ。あと、サーファーは助け合いの精神が根付いているよね。自然の厳しさの中にいると、人に優しくなれるんだ」

―― 最近の若者についてどう思いますか?

「昔は熱中できるものが少なかったから、今はいろんな遊びが選べていいなと思うよ。運動することは本能的に必要なこと。ゲームばっかりやってないで、サーフィンやろうよって僕は思うね」

サーフィンと素敵な仲間たち

―― 今回、横山さんのご紹介でたくさんの方にお話を伺うことができたのですが、みなさん「横山さんの紹介ならぜひ!」ということで快くご出演いただけました。本当にありがとうございます!

「いやいや、僕の力でもなんでもないよ。サーフィンの持っている力がみんなを動かしたんだと思うよ。サーフィンの良さを伝えたい、サーフィンの本質は何かということがちゃんと言える人が増えたんだと思うよね。これからも彼らがどんどん発信して、サーフィンを盛り上げてくれることを期待しているよ」

―― 目標はありますか?

「年を取って足腰が立たなくなっても、腹這いになってでも波に乗っていたいよね。だから、とにかく波があれば入る。それだけでいい。波が小さくても、海に入れればそれだけで十分。1時間でも30分でもいい。そういう時間をつくることが大切だと思っているよ」

―― 横山さんにとってサーフィンってズバリ何ですか?

「サーフィンはいろんな意味で僕の一部。自分のライフスタイルに関わる大切ものだよね。カメラマンになったのも、波の写真を撮ったのがきっかけだし、今の僕があるのはサーフィンのおかげだと思っているよ」

―― 最後に読者に一言お願いします。

「サーフィンに限らず、なんでもやってみようと思う気持ちが大切。そして、そう思ったならどんどんやってみよう。ハードルを高くすると難しいから、できることからとにかく始めてみれば、きっと道は開けるはず。これを読んで、サーフィンをやってみたいと思ってくれたら嬉しいな。海はいつでも誰でも歓迎してくれるよ」

1948年東京生まれ。鎌倉市在住。大学時代に撮影した稲村ヶ崎の波の写真がきっかけとなり、写真家の道へ。以来30年以上サーファーのポートレートを中心に作品を発表し続けている。

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