
7月16日(土)〜18日(月・海の日)の3日間にわたって、神奈川県藤沢市の湘南海岸(鵠沼海岸)船前ポイントで、ASPジャパン(世界プロサーフィン連盟日本支局)主催の世界プロサーフィンジュニア大会「MURASAKI Pro Junior」(ASPジャパンツアー第3戦/冠協賛:ムラサキスポーツ)が開催された。台風6号がもたらすうねりで時々刻々と波のコンディションが変わる中、海外のツアーを転戦するツアーサーファーをはじめ、全国からエントリーしたプロジュニア48名、カデット32名、ガールズ12名、グロメット17名の総勢109名が、 世界ジュニア選手権など世界の舞台を目指して鵠沼の波に挑んだ。

このジュニア大会は、20歳以下の男子による「ジュニアU20」と女子の「ジュニアガールズU20」、16歳以下の「カデットU16」、そして次世代の育成として注目される12歳以下の「グロメットU12」という4つの部門で技を競い合った。
特にジュニアU-20はワールドジュニアチャンピオンズ(WJC)への選抜(日本からは男子5名、女子2名)がかかる重要な大会でもあり(世界7地域から選抜された48人のWJCは、世界タイトルを争うチャンピオンシップに招待される)、また、ランキングポイントが3倍になるグレード3(3スター)イベントでもあるので、選手の優勝にかける意気込みも強い。

大会会場となった湘南海岸。ビーチ沿いの道やビーチに設営されたテントには多くのギャラリーが集まり、選手たちの活躍に声援を送った
また、この大会を応援し、盛り上げるべく、我らがENJOY!SPORTサーフィン部部長「スポルトマン」が、4人組のガールズユニット「Missing Link(ミッシングリンク)」とともに会場に駆けつけ、出場選手や展示ブースを直撃。その模様も織り交ぜながら大会をレポートしてみよう。

会場中央に設けられた放送ブース(上)。大会を主催するASPのロゴ

大会初日となる16日(土)に行われた試合は、グロメットU12の予選ラウンドと決勝ラウンド初戦、カデットU16の予選ラウンド、そしてU-20ガールズの予選ラウンド(今大会、ジュニアガールズU20はラウンドオブ16から、グロメットU12はラウンドオブ20からスタート)。
波のサイズは、頭オーバー。この大会に先立つ1週間前に伊豆で行われた別の大会で優勝したカデットクラスの選手が予選ラウンド初戦で敗退したり、1つのヒートで8ポイントを越えるエクセレントスコアが2つも出たりと、波乱含みの開催初日となった。

本大会の競技はトーナメント方式(シード制)で、各部門ごとにラウンド1〜3(1〜3回戦、それぞれラウンドオブ48、ラウンドオブ32、ラウンドオブ16とも呼ばれる)の予選ラウンドを経て、勝者が決勝ラウンドのクォーターファイナル(準々決勝)、セミファイナル(準決勝)、そしてファイナル(決勝)へと駒を進める。
サーフィンの大会では、各ライディングに対してジャッジがスコアを付け、その時間内にスコアされた中からベスト2本のスコア合計で勝敗が決まる。本大会では4人のジャッジと1人のヘッドジャッジの合計5人がスコアリングを行っている。
各ラウンドの試合は「ヒート」と呼ばれ、予選ラウンドは、各ヒート4人ずつで競い合い、クォーターファイナル以降の決勝ラウンドは「マンオンマン」とも呼ばれる1対1の対決で各ヒートが競われる(この大会では、グロメットのみ決勝ラウンドも4人のヒート)。
そして各ヒートは20〜25分の競技時間内にメイクした上位2つのベストスコアの合算ポイントで競い合う。各選手がハイスコアを次々とマークするような状況だと、ライディングごとに順位が入れ替わる接戦もあるのだ。
マンオンマンでは、どちらが先に波に乗るかを決めるプライオリティ(優先権)が設定され、相手にプライオリティがある場合、相手が見送った波でないと乗ることができない。ワンライディングごとにプライオリティは移動するが、ハイスコアで相手にリードしている場合、このプライオリティで相手に乗らせないように時間稼ぎをするのも作戦の1つとなる。
※大会やエントリー人数によってシステムやレギュレーションは異なる場合がある
|ENJOY! SURFING 2011 TOPへ戻る|次のページへ|
ENJOY!SPORTの人気サーフィンコンテンツ
★素敵な仲間たちインタビュー ★横山泰介 ★坂口憲二 ★SHIHO ★日本プロサーフィン連盟理事長牛越峰統 ★サーフィン5つの魅力 ★湘南サーファーたちに聞いてみた ★女子115人に聞きました!「サーフィンってどう思いますか?」 ★サーフィン研究室 ★サーフィン体験レポート ★サーフィン部部員ブログ「サーフィンに恋して」