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vol.1 大橋海人プロのエアーはやっぱりすごかった!

空は青く、風は心地よい。ビーチでは、そんな当たり前のことに今さらながらに気づかされる。自然とともに生きてきた人間を、裸になって飛び込めば、海はやさしく包み込んでくれる。偉大なる海の鼓動、波と同期するその瞬間、サーファーは至高の感覚を手に入れる。

2011年5月24日、伊豆・下田の海は、美しく、風とハーモニーを奏でながら、白いビーチにマリンブルーの輝きを投げかけていた。サーフィンの魅力をもっと感じたい。そんな想いから、下田でのENJOY!SPORTサーフィンキャンプは始まった。このキャンプに参加したのは、プロサーファー大橋海人、プロスノーボーダー田中幸、そしてENJOY!SPORTサーフィン部2年生レイナ、カナの4人。さらに、特別ゲストとして、下田をベースに活躍するサーフィンフォトグラファー土屋高弘氏には、スチル撮影を兼ねて参加していただいた。

今回は、そのキャンプレポートvol.1として、大橋プロの素晴らしいライディングを、土屋フォトグラファーの写真を中心にお届けする。(※印の写真はENJOY!SPORTスタッフ撮影)

DAY.1/MAY 24,2011 海が放つエナジーがみんなの心をとらえた!

 一泊二日のサーフィンキャンプ初日、前の晩から降り続く雨はときどき激しさを増し、車窓に叩きつけてくる。しかし、宿泊予定の宿にチェックインする頃には、雨もおさまり、空一面を覆う雲にも明るさが戻りつつあった。

 やって来たのは、下田駅から南西へ車で10分ほど走った吉佐美大浜の入り口に建つ瀟洒なペンション。シーズンにはサーファーや海水浴客でにぎわうこの辺りも、いまはまだひっそりとしている。

 東京方面からやってきたロケスタッフ一行は、吉佐美で、大橋プロ、土屋フォトグラファーと合流し、全員が揃った。

1.宿泊先の入り口前に集合した5人。左から、サーフィン部2年生のカナ、レイナ、大橋プロ、田中プロ、土屋フォトグラファー(※) 2.3.4.ペンション入り口のスペースで

 地元の波にはこの中の誰よりも詳しい土屋フォトグラファーと大橋プロを中心に、さっそく波の状況を検討。すぐ近くの吉佐美大浜は、前日からの荒天のため風が強く、波のサイズはあるもののまとまりがなく、車で5分ほど下田方面に戻る途中にある多々戸浜に移動することに。

 多々戸浜は、このロケの3日前にも大橋プロが大会に参加した場所だ。到着すると、すでに多くのサーファーが海に入っている。ビーチ周辺の駐車スペースにはかなりの車がとまっている。

 この頃には、雲が割れ、ときどきうっすらと陽が差し始めてきた。真っ先に目に飛び込んでくる海、その色が違う。エメラルドグリーンの色をたたえ、透明な海を目の当たりにして、全員の歓声が上がる。海が放つエナジーは、もうみんなの心をとらえてしまった。

1.波の状況について打ち合わせる大橋プロ(左)と土屋フォトグラファー(※)2.3.これから多々戸浜に移動で〜す!

1.初日の多々戸浜。すでに多くのサーファーが入っている 2.美しい海の色に全員が心をとらわれる 3.海のエナジーですでにボルテージ上昇中の4人

 波もいい。風は北東よりの軽いオフショア。遠浅のビーチを持つ多々戸浜の波は、初級者でも入りやすいビーチブレイク。この日は、ときどきおおきなうねりを見せ、波のサイズ、切れ、スピード、いずれもコンディションは上々。大橋海人のようなプロサーファーにとっても見せどころのある波と言えるし、初級者でもそれなりに楽しむことができる。

 さっそく、ウェットに着替え、ボードの準備を整えた大橋プロと土屋フォトグラファーが海に向かう。大橋プロの顔つきが変わっている。少年とも言える素朴な笑顔からサーファーの顔に。

1.初級者でも入りやすい遠浅のビーチブレイクを持つ多々戸浜 2.3.4.ビーチに到着後、ウェットに着替え、海に走る大橋プロの目は波に乗る楽しさに輝いていた

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