トレイルランニング
SUZUKI X-ADVENTUREシリーズ SALOMON/SUUNTOトレイルフェスティバル in 上越国際 2011年11月5日(土)・5日(日)
石川弘樹プロのスタートコールで302名のランナーが秋の上越トレイルを駆け抜けた!

 本大会のメインイベントであるチャレンジレースは2日目に行われました。このレースにはゴールド(全行程約35km)、シルバー(同約12km)、ブロンズ(同約2.5km)の3つのコースが用意され、トレイル初心者から上級者までレベルに合わせて参加することができます。シンデレラ・トレイルラン講習会やパークランニングラリーにも参加した経験を持つタレントの添田沙南さんもブロンズコースで出場しました。
 前夜から残る雨が断続的に降り続き、ゲレンデ周辺や周囲の山頂はまだ濃霧に包まれる早朝6時半、トレイルランの第一人者で本大会プロデューサーも務める石川弘樹プロのスタートコールで、最初に174名のゴールドコース参加ランナーが一斉に駆け出します。続いてシルバーコース、ブロンズコースのランナーたちも時間差でスタートを切り、総勢302名が秋の上越トレイルを駆け抜けました。

最低/最高気温が14〜16°前後という大会2日目の早朝のスタートゲート付近。ゲレンデ周辺や山並みは霧に包まれ、断続的に雨が降りしきっています。午前6時、ゲレンデ前のホテルに設けられた会場では、雨天走行にともなう注意点など石川プロからのアドバイスを行うブリーフィングが催され、この後、スタートゲートに移動したランナーたちは、午前6時半、石川プロの声援、かけ声を背に受け一斉にスタートを切りました。

チャレンジレース前日の夜には石川プロによる走行ポイントごとのコース状況や特徴から効率的な走り方アドバイスまで詳細なコースガイダンスが行われ、参加者はメモを取ったりしながら熱心に聴き入っていました。


6km地点の大沢峠付近に設けられたエイドステーションでは、雨によるぬかるみや寒気というコンディションの中、滑りやすいゲレンデや急勾配の峠道を上って来た選手たちにスタッフが声援を送るとともに、水やおにぎりを支給しました。ここはゴールドコースとシルバーコースの分岐点でもあります。国士舘大学の体育学部スポーツ医科学科の救命救急士の資格を持つ救護スタッフたちもスタンバイして選手たちをバックアップします。

舞台となった上越国際スキー場ゲレンデが目の前に広がるホテルグリーンプラザ上越。ほとんどの選手が宿泊し、表彰式やパーティーの会場ともなりました。スタート/ゴールゲートやエントリーブース、スポンサーブースがそのゲレンデ麓に設営されていました。エントリーブースでは、チャレンジレースのゴールド、シルバーの参加者にゼッケンやコースマップとともに地元南魚沼産コシヒカリ新米がプレゼント。また、スポンサーブースの横では、地元商工会によるコシヒカリの販売や暖かい豚汁、おにぎりの振るまいがあり、参加者とふれあう光景も見られました。

添田さんがENJOY!SPORTチームスタッフとともに参加したのは男女20名が出走したブロンズコース。下は6才から上は42才までという幅広い年代層にわたるレースは午前8時にゲートをスタートし、添田さんは2.5kmのコースを13分ほどで走り終え、石川プロの声援を受けながら笑顔でゴールしました。

出走前に筋肉痛を和らげるテーピングをしてもらい、添田さんは万全の態勢でレースに臨みました。このテーピングは競技前に貼ることで体の運動バランスを整え、疲労軽減をサポートをしてくれます。筋肉、関節の無理な動きを抑え、捻挫、転倒などの予防にもなるので、プロ選手も愛用するアクタ社の「ニューハレ(New-HALE)」というテープです。今回は、開発者の芥田先生に特別にお願いしてサポートしていただきました。

テープの詳しい情報はこちら


ゴール後、添田さんは次のようにトレイルランに初チャレンジした感想を話してくれました。「山は偉大です!テーピングをしてもらいましたので、昨日の筋肉痛(10kmのペアアドベンチャーレースに参加したことによるもの)を気にせず走ることができました。すごく楽しかったです。来年はぜひシルバーコースにチャレンジできるよう鍛錬します!」また、昨年はシルバーコースに初トライし、今大会は添田さんとともにブロンズコースに出走したENJOY!SPORTチームスタッフの高橋選手は、「とにかく、最っ高でした。この日はどしゃ降りの雨でした。アスファルトを走るわけではないので、当然泥だらけのレースです。客観的には避けたいコンディションですが、実際に走ってみると不思議なことに最高に楽しいんです。小学生のころ、『登下校中の水たまりでは絶対にバシャバシャする』『雨の中、傘をささないのがかっこいい』という美徳(?)を信条にしていたことを思い出しました(笑)」とコメントしてくれました。

ゴールドコース(35km)のトップタイムは大杉哲也選手(29才/写真上)の2時間48分41秒。シルバーコース(12km)はゲストランナー飯田祐次郎選手(26才/チームサロモン所属/写真右上)の53分44秒。そして、ブロンズコース(2.5km)はなんと10才の祖父江凛(そぶえ りん)ちゃんの9分24秒。添田さんは13分7秒というタイムでブロンズ女子総合4位となりました。ゼッケンに付けられたICチップによる計測でゴールと同時に走者名、ゴールタイムなどが自動的に記録されます。ゴール後、ゲート横のブースですぐに完走証を受け取った選手たちは、石川プロからインタビューを受けたり、豚汁やおにぎりでチャレンジ後のエネルギー補給をしたり、仲間と歓談をする風景が見られました。ゴールドコースを走り終えたランナーたちのシューズや靴下、タイツは一様に泥まみれ。それがこの日のコースコンディションを如実に物語っていました。

午後1時から行われた表彰式では、各コース3位までの入賞者に石川弘樹プロから賞状と賞品が授与されました。ゴールド/シルバーコースでは年代別での入賞者も表彰を受けました。ちなみに、コールド/シルバーの男女別総合の各優勝者には特別協賛のスントから発売されたばかりの最新型トレーニングウォッチ「Quest(クエスト)」が贈呈されました。

表彰式後、石川弘樹プロは次のようにコメントし、大会を締めくくりました。「このコンディションの中、こういった天候だから見えた景色もあったんじゃないかと思います。足場が悪かった箇所もあったと思いますが、こういうコンディションでのランニングもいい経験になったんじゃないかと。今大会ではプロデューサーとして関わり、ほかにもコースにしたい場所もありましたが、7月の大雨で土砂崩れがあり難しくなりました。昨年とは回り方を変えてみたり、比較的走りやすいコースにできたかなと思っています。トレイルランの魅力のひとつは、山中のシングルトラック、細い道を走るという点です。こういうコースだからこそ、始めたばかりの人でも走力があれば楽しめたんじゃないかと思います。こういったぬかるみを走るのはいい練習になると思います。このコンディションでのレースを経験していれば、いいコンディションのときがすごく楽で、楽しく感じられるはずです。来年もよりグレードアップして開催したいと思います。みなさんの熱い走りをまた見せてください」

表彰式の最後には、ゴールドコース男子総合3位/エイジ別男子30代優勝を飾ったチームサロモンの小出徹選手が賞品の一部を提供してのじゃんけん大会で盛り上がる中、午後2時、2日間のイベントに幕が下りました。


大会総評(上越国際トレイルフェス実行委員会メンバー/アメアスポーツジャパン株式会社サロモン事業部の青木亮輔氏)

今イベントは、『カップル、親子、仲間同士で初心からエキスパートまで楽しめるトレイルイベント』というコンセプトで昨年からスタートしました。ペアドベンチャー RUN & WALKやヒルクライム&ダウンヒルといった、他のイベントとはひと味違ったレースもこのコンセプトから生まれました。1日目は秋晴れ、2日目は雨というコンディションでしたが、参加者の皆様は笑顔でゴールをされて、このイベントを満喫していただけたのではないかと思っています。特に親子で参加された方々が「また来年も参加したい!」と言っていただけたのがとても嬉しかったです。サロモンは、今イベントをはじめ、今後もトレイルランニングやその他のマウンテンスポーツをより多くの人に知ってもらい、楽しんでいただける活動を続けていきたいと思っています。


入賞ランナーのコメント

大杉哲也さん(ゴールドコース男子総合優勝)

大杉哲也さん

大阪出身なのでゲレンデを走ったことがなく、怖いなとは思いつつ、楽しんで走ることができました。高低差もちょうど良く走りやすかったです。紅葉がきれいでスケールも大きくて楽しかったです。嫁さんが許してくれたら来年もまた参加したいです(笑)。ウエアには子どもの名前を書いて走りました。


吉田徹哉さん(ゴールドコース男子総合準優勝)

吉田徹哉さん

今年からトレイルを始めたので今日はランニングシューズで走りました。ほんとはトレイルラン用のシューズが欲しかったんですが、(賞品がシューズではなかったので)残念でした(笑)。最後のラスト1キロでトップの選手が見えたんですが、スキー場ということで「大回転」をして、足がつってしまい追いつけませんでした。



小出 徹さん

小出 徹さん(ゴールドコース男子総合3位/
エイジ別男子30代優勝/チームサロモン所属)

石川さんがコースガイダンスで言及されていたブナ林(ゴールドコースのみ)はとても気持よかったです。今回、シルバー、ブロンズで参加された方は来年はぜひ体験してみてください。

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上宮逸子さん(ゴールドコース女子総合優勝)

上宮逸子さん

昨晩のコースガイダンスで石川さんが「マシンになれ」とアドバイスされていたので、それを受けて「自分はマシンだ」と言い聞かせながら(笑)手と足を動かしていました。いままでロードを走っていましたが、トレイルに転向しました、土の上はクッションもいいし、とても走りやすいです。最後のアップダウンでゲレンデを上りきったところの景色がとてもよかったです。


網蔵久美子さん(ゴールドコース女子総合3位)

網蔵久美子さん

すごく景色もよかったのですが、最後に下って、上りがあったので、このコースで合ってるのかってちょっとびっくりしました。



門井 慎さん(シルバーコース男子総合優勝)

門井 慎さん

勝利は下りの走りがうまくいったからだと思います。雨で路面がぐちゃぐちゃでしたがうまくレース展開を組めました。トレランは本格的に始めて1年ほどですが、チャンピオンになれてうれしいです。


高橋美恵さん(シルバーコース女子総合優勝)

高橋美恵さん

昨年は準優勝だったので今年はどうしても優勝したかったです。新潟では今トレラン仲間をSNSで募っていて人気です。今日も仲間といっしょに走れました。SNSではネット上だけで交流しながら別々に練習しているので、今日初めて会った人もいるんですよ(笑)。



飯田祐次郎さん(シルバーコースゲストランナー/
チームサロモン所属)

飯田祐次郎さん

雨の影響でぬかるみはありましたが、石川プロのコースガイドもあり、とても走りやすいコースでした。ビギナーにも向いていると思います。ぜひ来年は皆さんに挑戦してほしいです。3週間後にあるフィリピンでの大会をはじめ、今後もがんばります。ぜひ応援してください。

飯田選手のプロフィールはこちら


浦野裕之さん(シルバーコースゲストランナー/
チームサロモン所属)

高橋美恵さん

上り下りが激しくてきつかった方もいると思いますが、一番気持ち良かったのは、最後の下りで向こう側に八海山、その手間には雲海が見えたとき。とても幻想的で思わず叫んでしまいました。こういう天候だからこその体験もできました。

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チャレンジレースリザルト(各コース上位5名)

ゴールドコース男子総合
出走143名/完走140名

順位 名前 タイム
1位 大杉哲也 2:48:41
2位 吉田徹哉 2:48:59
3位 小出 徹 2:55:18
4位 深澤俊明 3:04:29
5位 貝瀬 淳 3:09:34

ゴールドコース女子総合
出走31名/完走30名(内ゲストランナー1名)

順位 名前 タイム
1位 上宮逸子 3:50:27
2位 宮本一美 4:01:05
3位 網蔵久美子 4:01:49
4位 伊藤真弓 4:08:11
5位 西方愛恵 4:14:06
ゲスト Mieko Carry 4:16:32


シルバーコース男子総合
出走73名/完走73名(内ゲストランナー2名)

順位 名前 タイム
1位 門井 慎 0:59:33
2位 芝野達哉 1:01:00
3位 佐藤 強 1:03:25
4位 宮嶋祐輔 1:03:31
5位 二村 勲 1:06:05
ゲスト 飯田祐次郎 0:53:44
ゲスト 浦野裕之 0:57:16

ゴールドコース女子総合
出走31名/完走30名(内ゲストランナー1名)

順位 名前 タイム
1位 高橋美恵 1:14:18
2位 佐藤 文 1:16:21
3位 野口麿莉 1:17:42
4位 小高晶子 1:19:12
5位 新井知子 1:25:53


ブロンズコース男子総合 出走11名/完走11名

順位 名前 タイム
1位 小峯唯豊 0:10:09
2位 五十嵐誠 0:10:30
3位 小笠原舜 0:10:56
4位 高田基央 0:10:57
5位 祖父江奏汰 0:11:17

ブロンズコース女子総合 出走9名/完走9名

順位 名前 タイム
1位 祖父江凛 0:09:24
2位 小笠原梨里 0:10:46
3位 青柳はるな 0:12:57
4位 添田沙南 0:13:07
5位 野島綾子 0:13:33

全出走者の結果はこちら(大会公式サイト)

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