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SNOW BANK PAY IT FORWARD 2011

東京代々木公園に初雪!? スノーボードレールセッション開催!

2011年11月12日(土)・13(日)、東京代々木公園で「Snow Bank Pay It Forward 2011」(主催:Snow Bank Pay It Forward 2011 実行委員会/共催:NPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会/後援:厚生労働省他)が開催された。プロスノーボーダーである荒井“daze”善正氏の呼びかけで実現したイベントで、「都会でスノーボードを楽しんでもらおう」と、代々木公園B地区イベント広場に人工雪を使ったスノーボードレールが仮設され、プロスノーボーダーからアマチュアライダーまで2日間に2万人(主催者発表)が参加し、大都会の中央に出現したスノーフィールドとレールセッションを楽しんだ。

都会の真ん中に本格的なレールが出現
会場となった東京代々木公園イベント広場
多くのブースが立ち並ぶ会場
初雪に子どもたちは大喜び

 このイベントには、発起人である荒井氏の特別な思いが込められていた。彼自身、「慢性活動性EBウィルス感染症」という日本でも症例の少ない難病にかかり、骨髄バンクを通じて、唯一の治療法であった骨髄移植に成功。その闘病中、彼を支えたのはもう一度ゲレンデに立ちたいという夢だった。そして、ドナーによって現在の自分に至ったという思いから、「自分を支えてくれたスノーボードと自分を救ってくれた骨髄バンクに恩返しがしたい」と今回のイベントを呼びかけたのである。

 イベント会場に雪を積もらせ、子供たちにソリ遊びをさせてあげたい。闘病中支えてくれたプロスノーボーダーの仲間たちによるレールセッションを多くの方々に楽しんでもらいたい。スノーボードと骨髄バンクを未来に伝えたい。そんな荒井氏のたくさんの思いとともに開催されたイベントである。

 東京代々木公園でスノーボードを楽しむというイベントは注目度が高く、観客はセッション会場を二重三重に囲み、スノーボードのトリックがクリーンメイクされるたびに大歓声を上げていた。アマチュア男性部門はバックテールトゥーセブンアウトをメイクした熊田一貫さんが優勝、女性部門は松田麻衣さん、キッズ部門は飛田流輝くんがそれぞれ優勝し会場を湧かせた。

<参加したライダーに聞いてみました>

清水まさおさん、にょんさん

アットホームな感じで楽しめました。有名なライダーにも会えてよかったし、みんなレベルが高くてまた参加したいと思います。

主催者インタビュー 荒井

イベントを呼びかけた荒井“daze”善正氏(写真右手前)。隣は2006年トリノオリンピックに日本代表として出場した中井孝治氏

 このイベントに多くのギャラリーが集まってくれてうれしいです。このイベントは、スノーボードを知らない人にも好きな人にも、都会でスノーボードの世界を実際に見て、こんなに素晴らしい仲間やライダーがいることを知ってほしいと思って開催しました。

 スノーボードをする人がだんだん減っているとも言われていますが、僕自身は病気で苦しいときもスノーボードに命を救われ、励まされました。スノーボードの仲間がいてくれたことも本当に感謝しています。だから骨髄バンクの必要性やスノーボードを通じて人とつながる、自然を楽しむということをぜひ皆さんに伝えていきたいです。

 まずは気楽に「温泉に行こう!」くらいな気持ちでスノーボードに入ってきてほしい、きっとそこから始まります!

シーズンイン直前の東京代々木公園のスノーボードイベントは熱いセッションで盛り上がっていた。「人をここまで熱くすることができる」スノーボードの力を改めて感じさせてくれたイベントであった。
(ENJOY! SPORT取材班)

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