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JBVツアー最終戦 ペボニアビーチバレーファミリーオ館山カップ
ペボニア・ボタニカカップ
JBVツアー最終戦 ペボニアカップ最終日:楠原/三木組が涙のV!
駒田/菅山組は準優勝
2010年10月17日

女子3位決定戦は年間王者の田中/溝江組が浦田/西堀組を2-0で退けた
2010年JBVツアー最終戦「ペボニア ビーチバレー ファミリーオ館山カップ」(略称:ペボニアカップ)最終日が、17日、千葉県館山市のファミリーオ館山で開催され、男女の3位決定戦と決勝戦が行なわれた。
女子3位決定戦は、すでに年間チャンピオンを決めている田中姿子/溝江明香組とツアーランキング2位の浦田聖子/西堀健実組の実力者同士の好カード。第1セットは一進一退の攻防から、後半に攻守に冴えを見せた田中/溝江組がリードを広げ、21-16と先取。第2セットも後半に浦田/西堀組を突き放し、21-15とストレート勝利で3位を決めた。
溝江は「最後は優勝したかったけど、3位に終わってしまった。でも、年間チャンピオンになれてうれしい」と国内最終戦を笑顔で締めくくった。田中は今後のアジア選手権とアジア大会に向けて「本当の勝負はこれから。世界に通じる試合をしたい」と気持ちを引き締めていた。
敗れた浦田/西堀組は「今年1年安定感はあったけど、爆発力がなかった。パワーをつけたい(浦田)」「技術だけじゃなく、体力を作っていかないと勝っていけないことがわかった(西堀)」と課題を挙げた。
現役最後の試合を涙の優勝で飾った楠原/三木組は選手仲間から胴上げの祝福を受けた
女子決勝はともに初優勝を狙う駒田順子/菅山かおる組と楠原千秋/三木庸子組が対戦。激しいラリーも見られた第1セットは、初の決勝進出を果たした駒田/菅山組が接戦の末に21-19で競り勝つ。しかし、第2セットは今季限りでの第一線からの引退を表明している楠原/三木組が戦術を立て直し、21-11とセットを奪って試合を振り出しに戻す。第3セットは駒田/菅山組が序盤にリードを奪うも、その後、楠原/三木組が逆転すると、最後の競り合いを制して15-13と勝負を決めた。
現役最後の試合を見事優勝で飾った楠原/三木組は、対戦相手の駒田/菅山組から花束を贈られ、選手仲間から胴上げされるシーンも見られた。
アテネ五輪、北京五輪出場経験も持つ楠原は「うれしいです。今日は意識せずに試合に臨もうと思った。オリンピックで勝てたことと今日優勝できたことが1番の思い出。ビーチバレーを13年間、やりたいことをやらせてもらった両親に感謝したい」と感極まった様子で語った。三木も「セット間で泣いてすっきりした。ツアーを回ることを理解して、応援してくれた両親や会社の感謝したい」と涙をにじませていた。
初の決勝進出も準優勝に終わった駒田/菅山組だが、来季に向けて手ごたえをつかんだ
敗れたものの今季ベストの2位に入った菅山は「相手の方が勢いがあった。試合には負けたけど、勉強になった」と、そして駒田も「ようやくスタートラインに立てた。これからも1日1日と頑張りたい」と来季に向けて抱負を語った。
男子決勝は王者・白鳥/朝日組が貫録を見せ、今季ツアー6勝目でシーズンを締めくくった
男子3位決定戦は、ツアーランキング2位の西村晃一/仲矢靖央組に畑信也/今井啓介組が挑戦。今季ツアー2勝の西村/仲矢組が貫録を見せ、2-0(21-16、21-10)とストレート勝ちを収めた。
男子決勝は、白鳥勝浩/朝日健太郎組と井上真弥/長谷川徳海組と4戦連続で同じ顔合わせとなった。第1セットはツアーアンキング1位の白鳥/朝日組が21-15と圧倒。しかし、第2セットでは井上/長谷川組が粘りを見せ、先にセットポイントを奪う。しかし、最後はジュースゲームにもつれ込んだ末に白鳥/朝日組が25-23と競り勝ち、ストレートで最終戦優勝を飾った。
これで4連勝、今季ツアー計6勝を挙げ、年間チャンピオンも確定させた朝日は「ジュースゲームで1点1点の取り合いとなっても、白鳥と確認しながらミスが出なかったのがよかった。最終戦に勝ててうれしい」と喜びを表わし、白鳥は「最終戦ということを意識しながら、戦った。(楠原)千秋さんのいい試合もあったし、いい形で力を出し切れて、締めくくれた」と満足そうに語っていた。
【男子3位決定戦】
仲矢靖央/西村晃一 2-0 今井啓介/畑信也
(21-16、21-10)
【女子3位決定戦】
田中姿子/溝江明香 2-0 浦田聖子/西堀健実
(21-16、21-15)
【女子決勝】
楠原千秋/三木庸子 2-0 駒田順子/菅山かおる
(19-21、21-11、15-13)
【男子決勝】
朝日健太郎/白鳥勝浩 2-0 井上真弥/長谷川徳海
(21-15、25-23)