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スノーボード界のスーパースター ショーン・ホワイト 独占インタビュー

- 練習は毎日するんですか?

そう思ってるけど、なかなかそうもいかないね(笑)。僕はカリフォルニアのビーチに近いところで育ったから、太陽とかサーフィンも好きだしね。長時間練習するというよりは、2時間くらい集中して練習するのが向いてる人間なんだ。だから、一日中ボードに乗ってるわけじゃなくって、2時間くらい集中して練習して、やりたいと思ってる技がうまく決まれば、そこで終わりにするとかね。みんなが思っているほど、長く練習してるわけじゃないんだ。練習では、ハーフパイプとか雪のコンディションとか天気とか必要な条件があるよね。でも、実際の山では、雪が降ったり、曇ってたり、視界が悪かったりといろんなコンディションがあるから。たとえば、大きなスピンをしたとき、空が曇っていて、雪で視界が悪くなってると、自分がどこにいるのか、どこに向かって滑っているのかわからなくなるんだよね。

- そういうときは怖くないんですか?

ときどきはね。でもそんなでもないよ。6歳の頃から滑ってるからね。

- ジャンプですごく高く飛んだときとか恐くないですか?

今までやったことのない技を初めて試すときはちょっとナーバスになるけど、なんとかやれてるし、それも楽しみの1つなんだ。チャレンジだしね。

- オリンピックで披露した「ダブルマックツイスト1260」について聞きたいんですが。高得点をとるにはリスクが高すぎる技じゃなかったかと思うんですが、なぜ、敢えてそのリスクに挑戦したのですか?

最後の部分だよね。その時点でもうトップだったんだけど、優勝を決めるまでにもう1回、滑ることになっていたんだ。そのとき思ったんだ。このときのために、何度も何度もクラッシュしながら練習してきたんだって。だから、最後にみんながびっくりするような、みんなの記憶に残るようなすごいことをやってみたかったんだ。自分にはその技があったし、できるはずだと思った。それにコーチも「大丈夫だ!」って背中を押してくれたんだ。

- テレビで見ていて、その瞬間、心臓が止まりそうでした!

僕のママも同じこと言ってたよ(笑)。

- 私もスノーボードはやってますが、上手になるために一番大切なことは何でしょう?自分の動きをうまくコントロールできないのが悩みです。

説明するのはむずかしいけど、たとえば、こうターンをすればその方向に足が付いてくるよね。自分が向かう方向に肩とお尻がこう入って。10フィート先の動きを考えるときは、その先の20フィート先のことまで考えるようにしたらいいと思う。先の動きを考えるんだ。僕の場合、空中にジャンプして回転してるときに、もう次のウォールのことを考えてるんだ。ちょっとむずかしいよね・・・

- すごいですね。スノーボードの一番の魅力はなんですか?

深い、パウダースノーが好きなんだ。北海道とか最高だね。宙に浮かんでるような感覚なんだ。空高く飛び上がって、もうそれ以上上にも行かないし、でも下に落ちてるんでもない、そんな、まるで浮かんでる、みたいなときがあるんだ。それが一番好きな瞬間だね。

- 私は、ミスインターナショナルの日本代表として、今年後半に選考会があるんですが、ショーンさんが金メダルを取れたポイントは何でしょう?どうやったら、私もメダルを手にできるのか教えてください。

それは難しいことだよね。本当に自分が欲しいと思うものがあるなら、自分でそれができると信じられるなら、その目的のためにどんな苦労もいとわずに向かっていけるよね。 僕はわかったんだけど、自分のゴールを達成するためにあらゆるシナリオを試し、自分にできる最大限の努力をして、それでも成功しなかったら、それはそれで自分としてはOKなんだ。やれることはすべてやった結果なんだからね。とにかく、自分にできるあらゆる努力をすれば、勝利を手にすることができると思うんだ。

- 最後に、日本のファンの皆さんにメッセージを。

コンニチハ。いつも応援してくれて感謝してます。また日本で会えるのを楽しみにしてます。

- ありがとうございました。
ショーン・ホワイト(Shaun White)
プロ・スノーボーダー(Burton契約)。2006年トリノ五輪、2010年バンクーバー五輪の男子ハーフパイプにおいて金メダル2連覇を達成。
1986年9月3日生まれ。米国カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。2000年からプロライダーとして活躍。ホームマウンテンは米国ユタ州パークシティ。